全国自治体病院協議会
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会長挨拶
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【会長通信 Vol.36『緊急号』】

 このたびの「東北地方太平洋沖地震」で被災された皆様方に心よりお見舞い申し上げます。不幸にしてお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆様に心からお悔やみ申し上げます。また、行方不明となっておられる方々が一人でも多く生存されておられますことを願っております。
 また、避難所での生活を余儀なくされている被災者の皆様に対し、水分や食糧、医薬品の補給や寒さ対策が十分に行えるような関係各位のご尽力を切に願っております。
 我々全国自治体病院協議会も、被災地域の支部より被災状況の報告や要望を受けておりますが、通信や交通網の混乱でなかなか生(なま)の正確な情報が入りません。阪神・淡路大震災のときにも痛感いたしましたが、隣組的連絡網の整備が必要です。
 今回の災害の特徴は、12日に伊丹から自衛隊輸送機で車ごと現地入りし3日間の活動を行った当院DMATの報告によりますと、骨折や火傷などの重傷、中程度の方は少なく、検屍かウォークインで慢性疾患の薬などを必要とする人が多いということでした。
 今回、被災地に初めて設置されたDMATのSCU(Staging Care Unit)もそういう意味で余り活躍できず、今回の震災の本体が大津波であったということがよく理解できます。
 我々自治体病院の仲間も多くの病院が被災し、屋上や最上階のみで医療活動を続けているところもあるようです。余震が続くなか、また自分の家族も消息不明というなかでの献身的な活動に、こころから敬意を表します。
 これからの活動は、内科の慢性疾患や心のケアを中心に、息の長い活動が必要になると考えております。会員病院が独自の判断で現地活動を行っているところも多いようですが、本部としても総力で支援体制を整え、この難局にあたる所存です。
 何でも結構です。皆様からのご要望や情報を少しでも多くお寄せください。一緒に頑張り、少しでも早い復興につなげる皆様方のご協力を重ねてお願い申し上げます。
                         

平成23年3月16日


                         
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